年賀状事情

こんにちは!特殊紙と機能紙の森商事株式会社です。

皆様、年賀状はどうされましたか?年賀はがきを出したという方もいれば、出さなかった方もいることと思います。
最近では、年賀はがきではなくメールなどで新年のご挨拶をする方も多いと聞きます。日本郵便によると今年2017年の元日に配達した年賀状は、昨年に比べると約6%減の16億4千万枚で、8年連続で前年を下回ったそうです。
もちろん考え方は人それぞれですが、紙を生業にさせていただいている私共にとって、このことはちょっぴり残念に感じます。
確かに年賀状って、はがきの購入から作成、投函まで結構面倒な作業です。我が家の場合は、毎年写真付きを出すことにしているので、年賀状に使用する写真選びもあり、毎年寝不足状態で仕上げます(勿論早期にとりかかれば徹夜することもないのですが(*_*;))。
目の下に真っ黒なクマを作ってまで年賀状を出すのは、やはり一年間お世話になった方々への感謝の気持ちと、これからもお付き合いいただきたいという想いをお伝えしたい、というのが主な理由です。多少時間はかかりますがたとえ一行でも、相手の方を想って一言添えるように心がけています。←なんて言うと聞こえが良いですが、要は普段からマメに連絡をしていないので、年賀状でのご挨拶で一年分の非礼を帳消しにしていただきたいという想いが詰まっています…。
残りの理由はシンプルです。年賀状って、頂くととっても嬉しいのです。こちらが出せば、ほとんどの方から頂戴することになります。最近はなかなかお会いできない方が多いので、年賀状で近況を知ることができるだけでも、とても嬉しくありがたいのです。
また、ペーパーレスの傾向にある今だからこそ、ビジネスの場で年賀状は効果的なのだそうです。元旦に手書きのメッセージ入りの年賀状が届けばやはり好印象を持たれるのは理解できますね。

紙がだんだん使われなくなっている時代。こんな時こそ紙の持つ力やあたたかさを見直したいなぁと感じる年初めでした。