付箋の意外な使い道

こんにちは!特殊紙と機能紙の森商事株式会社です。

昨年あたりから学生さんたちの間で特に話題になっているそうですが、付箋ノートというのをご存知でしょうか?付箋というと、一般的にはノートや教科書の端に「ここは大事!」という目印のために使ったり、ちょっとしたメモや伝言を記入するために使うことが多いと思います。そう、付箋は言わば脇役的存在でした。しかしこの付箋ノートでは付箋を主役、ノートを脇役(台紙)として使います。
付箋ノートの作り方を簡単に説明すると・・・
・付箋に勉強したい、覚えたい内容をメモし、自分なりに区分けしながらノートに貼る。
 *1枚の付箋に複数の情報を書き込むのではなく、なるべく1つの情報にするのがコツ。
・英単語などの単純な暗記系は細めの付箋の表に英単語を、その裏に日本語訳を書いて、単語帳のように使用する。
・手直ししたくなったときは、付箋の順番を入れ替えたりメモを作り直したりしながらページを自分なりに作りこんでいく。
といったところです。要は付箋に書いて、ノートに貼る。いたってシンプルなのですが、これがあなどれないのです。
何度でも貼りなおすことができるので、”順番を入れ替える”というアナログでは実現できなかった作業が簡単にできるようになります。また、付箋はカラフルなものが多く、内容や目的別に色分けでき、視覚的にも情報を整理しやすくなります。
今や付箋ノート専用のルーズリーフや付箋も発売されているようです。もちろんこの付箋ノートのアイディアは、学生さんたちの勉強以外にも、仕事のスケジュール管理や料理のレシピノートにも活かせます。私の今年新調した手帳も付箋で埋め尽くされています。私の場合は自分の用事、子供達の学校の行事・習い事の日程・通院日、主人の出張や飲み会の予定、などで付箋を色分けしています。私の手帳なのに自分の用事が1割程度で複雑な気分ですが・・・。
スマホ世代の若者たちに紙を使った製品の需要が増えている、という嬉しい話でした(^◇^)。
紙って素晴らしい!